九千部林道





福岡〜佐賀県境に聳える

「九千部山」のあたりから


尾根伝いに「七曲峠」までを結ぶ全長10km弱の林道です

写真をクリックしますと、フォト蔵にて拡大写真をご覧に頂けます。




青線「権現山」付近よりの入道です。

多少、入り組んだ位置にありますが



「鳥栖市」より
佐賀県道の329号線を伝って行くと
見つけ易いと思います
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県道沿いに
「河内ダム」の西へ

広域基幹林道 九千部横断線

と交わる十字路(県道表記の途切れる所)まで来ますと

このような標識が出されています。

これを市道の「那珂川町」方面へ登っていきますと
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左手より林道への分岐と看板が確認できます。
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「那珂川町」からアクセスする場合は

国道385号線
「中の島公園」より少し南

「九千部山」山頂まで続く舗装路を
左へ、しばらく登っていきますと
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「カーブミラーと黄色い看板の置かれた分岐」
へ差し掛かりますので

これを左へ少し降りれば
右手後方より、起点になります。

※「九千部山頂」への道のりは
ほぼ一本道ですが、似通った分岐が2箇所あります

国道から登ってきて
2個目(上記)を曲がるのですが
1個目もかなり似通った「T字路」になっており
こちらを下ってしまうと、薄暗い舗装林道を介して
佐賀県道137号線の「基山」付近まで遠ざかってしまいます。
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標識の有り様。



無言の重圧を感じます

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起点に置かれた「石碑」の先より
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早速、ダートが始まります。
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広く


とても締まった路ですが
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倒木の数が半端ではありませんでした。
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時折、舗装路となりますが

すぐにダートへ戻ります
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「石谷山」の付近には
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何箇所か、登山道との交わりがあります。

これより、「第5支線」
と呼ばれる分岐点までの3〜4キロは

「拳大の岩場」が続きます。

ガレ場というには及びませんが
スクーターでは、走り難い区間でした。
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このカーブの先
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林道は中間ポイントを過ぎていきますが


丁度、大木がお昼寝をしています…
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knansyoii
ヨイショ…と(汗)

近いうちに除かれるでしょうが、
これを最後に倒木による味付けは終了しました。

(※08,3中旬現在)

起点から6キロほど進んだあたりでしょうか。
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後方から「九千部林道第5支線」と合流しました。
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先の様子が気になりますが…


工事車両が出入りしているようで
現時点では、2、3キロで行き止まってしまうようです。
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この分岐を境に
大型車両による地固めが成され
とても締まった路になりました。
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第5支線から約2キロ
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「第6支線」とぶつかりましたが


こちらも工事が進んでいる模様です。
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殆ど、舗装路のような状態
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「七曲峠」まで数百Mのあたりで
本線最後の分岐に差し掛かりました。
(本線は左から)

かなり真新しい。
工事関係者の作業道路でしょうか。

耳を澄ませば、
近くの県道(136号)を走る車の音が聞こえます。
終着点

「七曲峠」まで降りてきましたが…(唖)
ここまで来た以上!!!
…藁をも縋る思いでした。
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九千部林道、七曲峠側の看板です。
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林道を抜けたところ。左右は「県道136号線」。

左方向は道なりに「中原」へ降りていくルートと
「坂本峠」まで迂回させる
「丸山林道」(完全舗装)が分岐しています。
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右方向は七曲峠を介して
R385(小川内付近)まで降りていきますが


現在は廃道のような有り様です。



「九千部林道」のダート区間は10キロ程度。

舗装された区間もありますが
全体の7割はフラットながら未舗装になります。

殆どの区間に陽の光が行き届いており
開けた穏やかな林道ですが
急峻な山伝いを開いている地形柄、
降水・降雪後は倒木などの障害も予想されます。


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