須田野林道





二丈町「一貴山(いきさん)」の集落から

尾根伝いを走る舗装林道
「雷山浮嶽線」までを結ぶ急坂のダート。


写真をクリックしますと、フォト蔵にて拡大写真をご覧に頂けます。




正式な案内板が見当たらないため


入り口の分かり辛い林道です。
今回、県道脇にあるナフコより
「一貴山川」を南下するルートを採りました(紫線)
須田野林道へ
(A)福岡県道49号、「上深江」交差点手前からのスタート
須田野林道へ2
(B)県道の脇にあるホームセンター「ナフコ」から先


住宅街へ伸びる道を行きます。
須田野林道へ3
(C)道なりに「貴山川」へ差し掛かりますが
橋を渡らずに右折します

以降も橋は渡りません。
尚、県道49号から直接「一貴山川」を左折してもここへ接続できます



「そば処 山乃家」への案内板は
同時に「須田野林道」をも示していました。
須田野林道周辺3
(D)長閑な田園風景
須田野林道へ4
(E)困惑の多分岐点
須田野林道へ5
余計な事は考えず
青線の方向へトレースです。
須田野林道へ7
E-2(分岐の様子)

他の支線は住宅地になっていました。
須田野林道前
(F)林道起点の様子。

左へ行けば「須田野林道」
天平の古道
右方向は「天平の古道」だそうです。
須田野林道1
起点より、「そば処 山乃家」まで
1キロ程度の舗装路を走った後

ダートがはじまります。
須田野林道2
開幕後しばらくは
フラットで幅員も十分な生活道。

脇には家屋も点在しています(No Photo)
須田野林道4
次第に、勾配が増してきました。
須田野林道7
3分の1くらい登ったあたりでしょうか。


突如表れたコンクリ舗装は
生活道の終点を示していたのかもしれません。
須田野林道6
振り返ると遠く玄界灘が臨めます

展望という展望はこれが最後になりました。
須田野林道8
コンクリの舗装が途切れると


いよいよ、「真・須田野林道」の始まりです。
須田野林道9
英彦山の林道郡に似た荒れ方
須田野林道10
拳大の岩

雨水で抉られた溝が随所に散らばる中

九十九折の急勾配が行く手を阻み出しました。



路は、時折、フラットになりますが

終点まで、概ね荒れた状態が続きます。
須田野林道11.5
たまに、「一貴山川」を跨ぎました
須田野林道11
夏場は、「草地」と化すみたいです。
須田野林道12
荒れた勾配。

ここは、だいたい3分の2程度登ったあたりだったと記憶しますが

これから数十Mは


勾配+ガレ場+V字溝+ニュルニュル路と


難所のテンコ盛りで大変でした
須田野林道13
この勾配〜V字溝を抜けて来る辺りが

林道のハイライトになるのではないか、と考えています。



ここに限らず、中腹以降は
急勾配につぐ九十九折の連続、
路も適度に荒れてくることもあり、
「手応え」は増すのですが

その径は、山肌にへばり付いたような
「転等=断崖滑落」を招き兼ねないレイアウトであるため
降水・降雪の状況下では、
一人で向かわない方がよろしいかと存じます。
須田野林道15
引き続き、原っぱのような道を進んでいますと…
須田野林道16
やがて、コンクリ舗装が顔を出し始めました。



この先も、しばらくは交互にダート(ガレ場)が続きますが
須田野林道17
程なく、舗装林道の「雷山浮嶽線」まで抜けて来て

「須田野林道」は終点となりました。


「雷山浮嶽線」は
「白木峠」から「長野峠」付近までを尾根伝いに結んでおり
全線舗装済です。
広域基幹林道 雷山浮嶽線
至:白木峠・真名子木の香ランド(西方面)
広域基幹林道 雷山浮嶽線2
至:長野峠・白糸の滝・三瀬峠(東方面)
須田野林道18
「雷山浮嶽線」側の起点は

「真名子木の香ランド」より少し東
「桶の口ハイランド」より少し西にあります。

白木側から来ると背後から伸びてくる形となりますし
似たような景色が続いているので
見落としてしまうかもしれません。



「須田野林道」のダート区間は約4,5キロ
中腹から上は荒れています。
2、30分ほどの走行でした。



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